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遊水地の洪水調節機能を永続的に発揮するための研究開発・実績

石狩川の支川千歳川の流域の洪水対策として、その沿川4市2町で千歳川遊水地事業が鋭意整備されています。遊水地が完成すると、洪水時に河川水位が高まった時に、堤防の一部で高さを低くした「越流堤」から河川水が遊水地内に流入しますが、その激しい流れにしっかり耐えるよう、越流堤表面を大型連結ブロックで保護しています。従来の製品では、連結の隙間から植生が成長して洪水が越流しにくくなると共に、維持管理上の課題となることがあり、遊水地としての機能が低下するリスクがありました。
そこで当社では、ブロック連結の隙間を最小限に抑える形状を研究・開発し、その結果を確認して現地に納品しています。

ハイドロブロックの特徴

草木類の繁茂抑制

模式図

  • 維持管理面における負担を軽減出来る。
  • 粗度・流下断面を確保することで、施設の機能維持が図れる。

ハイドロブロック立体図

現地施工写真(舞鶴地区遊水地越流堤)